ラミネーターはいろいろ種類がありますが 撰ぶポイントは?

大きく わけて 下記のポイントがあります。

1.価格

2.能力 1(電力)

3.能力 2(構造)

4.耐久・省エネ(重さ)


1.価格

ご購入のご予算を最初に考える方が 多いのですが 運用コストまで含めて総合的に考えていただけると いろいろな価格のラミネーターがあるのがご理解になると思います。

価格の安い機種は 運用にコツが必要な場合があり、失敗する場合が多くなります。
コツをつかめば 安い機種で運用することも可能ですが .....

大きな機種は一般的に高価になりますが..名刺やプライスカードだけしかやらないところでも A3対応の大きな機種を撰ぶところが多いのです。
その理由は 効率です。小さな機種で1枚ずつ処理するのと 大きな機種で 5.6枚平行して やるのでは処理速度は5.6倍ですが 価格は2倍程度に押さえることになるからです。

どうしてもスペースが取れない以外なら大きな機種を購入するほうが お徳です。
「大は小を兼ねる」ことわざはラミネーターのためにあります(笑)

数枚しかやらないなら機器を買わないで アイロンでラミネートすることも出来ます


2.能力 1(電力)

ラミネーターはアイロンのような電熱器ですから ワット数の大きいのが 早く立ち上がるのです。 60Wと1000wの機種があります。 60Wだと使えるようになるまで10数分かかりますが1000ワットだと1分です。

80ミクロンや100ミクロンだとワット数の差はあまり分かりませんが 150ミクロンより厚いフィルムだと差がはっきり出ます。

厚いフィルムを多用される方はワット数の高い機種を選択ください。


3.能力 2(構造)

プレート式ラミネータは安価ですが写真や光沢紙をラミネートすると気泡が出来ることがあります。 写真や光沢紙をラミネートするにはロールヒータ方式のラミネーターを選んでください。


4.耐久・省エネ(重さ)

ラミネーターはアイロンのように電熱のまわりに重い鉄の固まりがあってそれで 保温してるので 重いほうが省エネです。
ワット数の高い機種では 安全基準をみたすためには重くなります。
モーターやトランスなどは 重さ=安全、高価、頑丈です。

軽いラミネータやワット数の小さなラミネータ大き目のフィルムや厚めのフィルムをラミネートするとき 温度が下がり 前半と後半の仕上がりが異なったり、温度が再度上がるまで 次の作業を待つことが あります。


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